IMAKATSU
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今年一年を振り返って・・後半

運命の最終戦、泣いても笑っても全てが決まってしまう最後の決戦が来た。
ここまで、野尻湖、亀山ダム、木崎湖と奇跡の大逆転を2度含む連続3戦御立ち台と何だか勢いと言うものを自分に感じていた為、このまま最終戦となる桧原湖も「突っ走るぞ」と自分言い聞かせ、万全の準備を持って迎えることにした。

フージンスパイダーは野尻湖で生まれ、
亀山で劇的進化を遂げ、
木崎湖で完成の域に達した。
事実上、このルアーの存在が今年の全てだったかもしれない。
木崎湖戦が終了した時点で大逆転を演じ、絶対にトップは取れると確信はしていたものの、何が起こるか分からないのがトーナメントなので、この辺には気を配り、色んなパターンを想定し、自分でもプレッシャーは感じていないと思っていた。
2年振りに訪れた桧原湖は、釣れないと言われていたが、2年前と全く変わらない釣れっぷりで、しかも、2年前に3位に入賞した「リアクションキャロライナ」で当時と変わらぬスモールの反応は高かった。
しかも、ジモティが「めったにお目にかかれ無い」と言うぐらいの怪物スモールをも手中にし、後は試合を迎えるだけだったのだが、実際には結構リズムの狂いを自分では日を追うごとに感じてはいたのだった。 
前回は、コブラを使ったベイトキャスティングでの7グラムキャロライナにバルキーパワーホッグを使ったリアクションキャロライナを使ったのだが、今回はスピンコブラと言う凶暴な武器を手にしていたので、5グラムのウエイトを使った、パワーホッグスタウトやクリープフライなどの小さなワームを使ったリアクションキャロライナを主体に組んでいた。
ここで、キーになったのはフックであり、これがキモ中のキモになっていたのだが、「セカンドバイトライト」というオフセットフックを使う事で障害物を回避しながらスモールの一瞬の超ショートバイトをフッキングに持ちこむ事が出来るのである。
2年前にも3インチのバルキーホッグを使った時も、このセカンドバイトライトの1/0を使った事で殆ど全てのバイトしてきたスモールをキャッチする事ができた。
そして、もう一つの戦略が見えない立ち木でのサスペンドスモールを釣るダウンショットであり、11〜14メーターにある立ち木をバーチカルに釣るのであるが、食い上げが多く、フッキングすこぶる難しいのが難点ではあるが、くれば450以上のキッカーである為、朝イチはこのキッカーを狙い、その後はリアクションキャロライナでリミット達成し何処までウエイトを上げられるかが勝負どころである。
しかし、プレッシャーというのは恐ろしいものである、ここまでプランを組んで、ここまで分かっていながら、どうしても安全策を知らず知らずの内に選択してしまい、伸び伸びと試合をする事が出来なくなってしまう。
ポイントに入り、すぐにバイトが無いと、何とも言えない不安感に襲われ、「こんなんでほんまに釣れるんかいな?」と思ってしまう。本当にジックリと腰を据えて釣りが出来なくなってしまっていたのだ。

桧原湖2日目、よもや予選落ちのピンチ・・・
さすがに深刻な雰囲気になってしまった。
朝から吐いてしまうようなプレッシャーは襲われた者にしか分からない、それぐらい精神的にやられていたのだろう。
そんな中で支えになっていたのが、イマカツトップチームの中間達、中には年間で30位にカツカツの者も数人いて、これはこれで、プレッシャーがある。
今回は、トップチーム全てが同じ宿に泊まり、夕食後のタックル整理などで談笑したり、励まされたりと本当に色んな意味で助けられる事が多かった。
こんな心の支えと共に、実は今回の宿泊地である「湯流里」の女将さんに頂いた御守りを持っているというのも大きな支えであったのだ。
この御守りを野尻湖の2日目終了した時点でもらってから、最終日の大まくりが始まり、亀山ダム、木崎湖といつも試合の時はポケットに入れ、守ってもらっていたのだ。
そのおかげで、まだ精神状態はこれぐらいですんでいたと思ったが、中々修正する事は難しかった、しかし、フラフラの試合でありながら、2日目の予選を28位で通過した時には、今年の嬉しさランキングでもナンバー1に思えるぐらいの嬉しさがあった。
そして、最後の決戦となる最終日には自分を大分取り戻す事が出来てきたと感じ、逃げずに勝負する事にした。
しかし、勝負に出た時にまたまた試練が訪れるのであった。
エレキの故障である、しかも、モーターの先ず折れる事などないシャフトが折れてしまい、「何でこんな事がおこるねん」と天を仰いでしまった。
こんな事もあろうかと、必ずどんな試合でも予備のエレキと工具は積んでいる、とにかく、「最短でエレキを交換するぞ」と気合を入れ交換した。
「これでやっと釣りが出来る」と思ったのもつかの間、何とこのエレキも潰れていた。
ミックを出発する時に動作チェックを済ませたのにも関わらずウンともすんとも動かない。
腹を決め「エレキ無しでも絶対に釣ってやる、こんな事で俺は負けへん」と強く念じ、ボートを岸に当てながら微風に任せて、なすがままに狙えるスポットを丁寧に釣っていくことにした。
すると、この3日間で1度も釣る事が出来なかった600オーバーのキッカーが釣れ、気合が入った。
どれぐらい時間が過ぎただろうか、周りの事は気にならず、集中していた。
そして、待望のバイト、そのバスをランディングし、すぐにキャストを済ませ、スタート地点に始めて目をやった時、何と多くの選手が帰着に向かっているでは無いか。
ここで始めて時計を見ると、帰着まで後5分、慌ててボートを走らせ帰着した。
何とか間に合いほっとしたが、3本しか釣る事が出来ず、「負けた」と直感していた。
しかし、度重なる困難に少なからず打ち勝った気はしていたので、悔いはなかった。
「やれるだけやった」と言う充実感はあった、後は結果はどうあれ、なるようになると覚悟はしていた。
しかし、結果は廻りも予想に反して釣れておらず、本当に執念で釣り上げた3本が効いて、自力でトップ50のチャンピオンを獲得出来た。
エレキが壊れた瞬間は「神も仏も無いものか」と思っていたが、「そこでやれ」と言う神の御告げであったのかも知れない。
何だか不思議な力が最後は助けてくれたような気がしたが、中間達や家族、そしていつも応援してくれているファンの皆さんの心強い声援が後押ししてくれたおかげでチャンピオンを獲得出来たのである。
最後に応援してくださった皆さんには心から「ありがとう」と御礼を申し上げたい。

最後は本当に苦しい戦いだった。
これが最終戦の怖さなのだろう。
しかし、ゆるりの神様は今年も全員に微笑んでくれた!

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