IMAKATSU
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Catch The Dream 小川美裕 by Ameba



 
切られたグリップ(父と息子の熱き釣り魂)

今日のジェーンはちょっと趣を変えてバスフィッシングにまつわるちょっといい話を書いてみようと思います。

シングルハンドと呼ぶにはあまりに不格好に切られたグリップ。
しかし、このグリップには深〜い訳が・・・。

このロッドの持ち主は今はもうこの世に存在されていません・・・。
しかし、このロッドは愛する息子が引き継ぎ今も立派に活躍しバスを釣りあげています。

今日の主人公は緒方豪プロ。
JB霞ヶ浦シリーズで優勝経験もあるアングラーで私と同じ弁天に駐艇している友人です。

緒方プロがバスフィッシングと出会ったのは、今から17〜18年前、彼が大学生の頃でした。
当時、付き合っていた彼女と山梨県にある千代田湖に出向いたのがスタートでした。
そのころと言えば、世は正にバスブームと呼べるほど多くの人々がバスフィッシングに触れ世の中に認知され始めた時代でした。
彼もバスフィッシングの楽しさに触れどんどんとその深みへと足を踏み入れていったそうです。

ある日、バス釣りにいこうと準備をしていた彼に父親が “そんなにバス釣りって面白いのか?ならば俺も連れて行け” と話しかけられたそうです。
実は彼の父親はヘラブナ釣りの古くからの愛好者でその腕前は周りからは名人と呼ばれるほどの凄腕で、ヘラブナ関連の雑誌などに記事が取り上げられることもあったそうです。
もともと釣りのなんたるかを知る彼の父も彼同様にバスフィッシングの楽しさに触れ、親子で霞水系に足繁く通って二人でたくさんのバスを釣ったそうです。

そんな頃、彼の父親はヘラ釣り仲間から “どうしてバスなんか釣ってるんだ、そんなろくでもない魚” と口々に言われたそうです。
その時、彼の父親は感情を露わにして “バスのことを知らない奴がなんでそんなことを言えるんだ” と大いに反論され、それ以降はへら竿を握る回数も極端に減っていったそうです。

その後も親子で何度となくバス釣りに出かけていたそうですが、そんな彼の父親に病魔が忍び寄っていました。
病に冒されてからなかなか思うようにバス釣りには出向けなくなっていきましたが、それでも折を見てはフィールドへ足を運んでいたそうです。
随分と弱られてロッドを振るのが大変になってきた時に、少しでも楽にロッドが振りたいと父親が自らグリップを切りキャストを楽しんでいたそうです。

親子でのバス釣りは父親が亡くなるまで続けられたそうです。

釣り人としてターゲットの違う魚種の釣りに理解を示せないのはとても悲しいことだし、どの釣りが上でどの釣りが下なんてこともあるはずがなく、釣り人同士の偏見ほど格好の悪いものはないと私は思っています。
そういう意味で彼の父親は私の釣り師としての理想の姿ですし、とても格好のいい存在です。

今でも緒方プロのスキーターのデッキには時折、グリップの切られた不格好なロッドが横たわっています。
仲間内から “何だよその竿”と言われても “こういうのも中々いいんですよ〜” と笑っている緒方プロが私は好きです。


最後にお知らせでーす!

早いもので、今週末はいよいよフィッシングショー大阪ですね。
なんと初めてですが大阪のフィッシングショーへ日曜日のみですがお邪魔させてもらいますよ!
東レブースにおりますので気軽に声をかけて下さいね。

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